特定非営利活動法人 かいろう基山
- まちづくり
- 環境の保全
- 子どもの健全育成
- 経済活動の活性化
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里山に竹の子を採るために植えた孟宗竹がどんどん増殖し、里山が荒廃、土砂崩れ等が起きやすくなっています。
弊団体は、その孟宗竹を伐り、災害に強い里山づくりを軸に活動するシニアのボランティア団体です。火~土曜日 8時半~11時半、毎日5名前後の方が出勤、その平均年齢は70歳を超えていますが、昨年は207日、延べ 1,474名の方が活動しました。そして今までに竹で覆われた里山を5.4ha(約54,000本の孟宗竹を伐採)整備してきました。また、伐った竹の資源化に鋭意努力を傾注しています。
これらの活動が評価され、第2回佐賀さいこう表彰(協働部門)を平成29年度に受賞しました。
しかし、組織としては大変脆弱で、活動を継続させるためには基盤をよりしっかりとしたものにする必要があります。頂いた寄付金は、この基盤を強くすることに活用させて頂いています。
令和5年度 ふるさと寄附金活用実績
- 弊団体へのご寄付をありがとうございます。頂きましたご寄付は、竹害を竹財にするための「竹の資源化事業」に使わさせて頂きました。お陰様で、事業を継続させることが出来、本事業も10年目に突入しました。このところ、関心をお寄せくださる方々や団体の研修が増えてきています。竹害で困っている地域が、弊団体を参考にして竹財に変えていく事を進めていけば、竹に侵食され、災害が起きやすく、公益性が低下している里山の保全が回復し、癒やしの里山として地域住民の憩いの場として活用されていくことだと思います。どうぞ引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いします。
令和4年度 ふるさと寄附金活用実績
- 寄附者の皆様、弊団体へのご寄附、誠にありがとうございます。お陰様で、弊団体が力を入れています「放置竹林解消のための『竹の循環システム』の構築」に活用させて頂き、森林に侵入して竹林化してしまった里山林の竹の伐採、伐採した竹の資源化ができ、お陰様で『竹の循環システム』の構築事業を継続実施出来ました。これからも本事業を継続させ、竹害を竹財へと変化させ、里山林の回復へと繋げていきますので、ご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いします。
令和3年度 ふるさと寄附金活用実績
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弊団体は、新型コロナウイルス禍ではありましたが、活動を継続し、頂いた寄附金は、“森林を侵食する竹材の駆逐事業”を主軸とした事業に活用しました。お陰様で、年間活動日数 224日、総活動延べ人数 1,604人、1日あたり7.2人という陣容で次のような成果を上げることができました。
①森林整備活動&市民力の養成:年間活動日数 119日、総活動延べ人数 509人で、約1,000㎡の伐竹と約4haの下刈り、雑木の整備ができました。
②竹の資源化:年間活動日数 225日、総活動延べ人数 644人で、竹チップ・竹炭で作る牛ふん堆肥 33.8tを製造(約500㎡以上の荒廃森林の竹、枯竹の資源化)
令和2年度 ふるさと寄附金活用実績
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代表理事 松原幸孝
- かいろう基山は、「癒やしの里山づくり」で、未来のある子どもたちに豊かな自然を引き継ぎたいとの思いで活動しています。特に孟宗竹に侵食された里山に入り竹を伐っています。伐った竹を地域で循環させるために「竹チップ、竹炭を使用した牛ふん堆肥事業」と「牛ふん堆肥を使ったモデル農園かいろうファーム事業」の2つの事業に寄附金を使わせて頂きました。この年は天候不順と葉虫の大量発生によりファーム事業では収益が出ず、寄附金のお蔭でなんとか事業を維持することができました。
CSOの詳しい情報
https://kairoukiyama.jimdofree.com