認定NPO法人キープ・ママ・スマイリング
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「付き添い生活応援パック」を届けて小児病棟の付き添いママ・パパ、子どもたちを笑顔にしたい!
子どもの長期入院に24時間付き添うお母さんたちがいることを知っていますか。小児病棟に泊まり込み、子どもの身の回りの世話をはじめ、さまざまなケアを担う一方、お母さんたちが置かれた生活環境は過酷です。主食は売店で買うコンビニ食。それも検査や治療の都合で、食べそびれることは日常茶飯事です。トイレに行く時間もままなりません。シャワーすら満足に浴びられず、夜は寝返りも打てないような狭くて硬い簡易ベッドで眠り、看護師さんの巡回のたびに目を覚ます、緊張を強いられた生活が続いています。こうして自分のことは後回しにして付き添っているうちに、次第に疲弊し、体調を崩すお母さんも少なくありません。さらに新型コロナウイルス感染症の流行によって小児病棟の面会や外出にも制限がかかり、日々の買い物にも大変困っています。また、付き添い者の交代が禁止されたことで、お母さんの負担は増大しています。不安を打ち明けたり、泣き言が言えたりしていた、お母さん同士の交流も人との接触を減らすためになくなりました。それでも「子どもに会えなくなるくらいなら」とお母さんたちは孤独に耐えているのです。私たちは、このようなコロナ禍に直撃されているお母さんたちに、付き添い生活に必要な食料品や生活用品を届ける「付き添い生活応援パック無償提供プロジェクト」を行っています。この「付き添い生活応援パック」の支援は、どんな励ましの言葉よりも自分のことを応援してくれる人がいることが伝わり、お母さんたちを支える大きな力になっています。そして、お母さんが元気になることは、子どもの回復にもよい影響をもたらします。私たちが今、総力を上げて取り組んでいる「付き添い生活応援パック無償提供プロジェクト」へのご支援をぜひお願いいたします。
令和5年度 ふるさと寄附金活用実績
- 2023年度も温かなご支援に感謝申し上げます。皆さまからのご寄附は、佐賀県を含む全国の小児病棟にて付き添う家族への「付き添い生活応援パック無償配布事業」(配布数約2,500名)、佐賀大病院小児医療センターに入院中のお子さんに付き添うご家族を食で支援する「お弁当deスマイリング事業」(配布数245名)に使わせて頂きました。GCFでのご寄附は、長期面会に通うご家族への支援活動に充てさせて頂きます。
令和4年度 ふるさと寄附金活用実績
- 2022年度も温かなご支援に感謝申し上げます。いただきました寄附金は、主に、全国の小児病棟にて長期間付き添う家族を支援する「付き添い生活応援パック無償配布事業」に活用致しました。また、佐賀大病院小児医療センターに入院中のお子さんに付き添うご家族(約30家族)を食で支援する「お弁当deスマイリング事業」の実施にも活用し、さらに多くの寄附金をいただきましたため2023年度にも継続して活用させていただきます。
令和3年度 ふるさと寄附金活用実績
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理事長 光原ゆき
- 温かなご支援に感謝申し上げます。いただきました寄附金は、佐賀大病院小児医療センターに入院中のお子さんに付き添うご家族(約30家族)を支援する「お弁当deスマイリング事業(2022年3月)」に活用致しました。多くの寄附金をいただきましたため、2022年度も継続して「お弁当deスマイリング事業」、全国の小児病棟にて付き添う家族を支援する「付き添い生活応援パック無償配布事業」に活用させていただきます。